2012年2月19日日曜日

より良くなってきているC9

C9(Continent of the Ninth)が良いゲームだと感じる理由の1つとして、不具合修正、バランス修正などがしばしば実行されていることが挙げられる。こんなの当たり前のことのように思えるが、ゲーム業界ではその当たり前のことができていないゲーム運営・開発が結構あるのだ。

昨年11月末にアンケート調査があり、その中でゲームに対する要望を千字程度までで書く欄があった。
下書きが見つかったので、その内容が2ヶ月余りでどれくらい実現されたか見てみたい。当時自分の中で優先順位が高いと思われる項目から並べたもので、実際にアンケートに書いた内容はこの下書きからほんの少し手直しして提出した。提出内容とほぼ同じである。
以下に転記する。なお、便宜上各項目先頭に番号を振った。
  1. 青レアモンスターの出現率を向上させ、できたらその数値の目安を公表する。スタミナがあるほど出現しやすくするなど、過剰なID周回への対策も同時に導入すればよい。
  2. ファイター職防具の魔法防御値を(最大で現在値の5割り増し程度まで)向上させる。
  3. スキルショートカットの切り替えをALT+数字だけでなく、ファンクションキー1~5でもできるようにする。
  4. パーティーマッチウィンドウのアイコンの色を見直す。MとHが同じ色なのはまずい。
  5. パーティーマッチにて満員になった後もきてしまう申し込みについて、単なる拒否ではなく、満員になったと知らせて拒否するボタンを設置する。理由も分からず拒否された側はショックであるし、拒否しないでやむをえず許可すると、パーティーに入れないのに無用なch移動を強いてしまう。
  6. チャットジャーナル上の発言者名を右クリックした時のメニューに「ブラックリストに入れる」を加える。
  7. ギルドレベル・魔法の必要ポイントを減少させる。大人数ギルドばかりが有利になり過ぎている。親しくもない大人数の人達とずっとギルドを組まざるをえないのは不幸せ。
  8. スカラブの繁殖地IDの難易度を下げる。同難易度のIDに比べ厳しくなりすぎている。特に、スカラブラリーというモンスターが酷い。
  9. DROPアイテムから始まるクエスト方式の見直し。必要な人の下へアイテムが行かず、要らない人が拾えてしまっている。気まずい。
  10. ナイトメアIDの報酬を見直し、DROPする生産材料をAのみとする。パーティーでも全員が報酬をもらえるようにする。導入されたばかりなのに早々と廃れてしまって残念すぎる。
  11. スキルリセット料金を値下げする。スキル調整が頻繁なわりに値段が高い。
  12. プレイヤーが自由に設定できるチャットラインの早期導入。プレイヤー間のつながりを助けるものが必要であり、韓国でテストされていると聞くものを早期に導入する。
  13. 公式掲示板に雑談BBSを設置する。意見交換する場所があるとよい。
  14. 最近ログインしなくなったプレイヤーに対して、他のプレイヤーから「間接的に」連絡が取れるシステムを導入する。ネットゲームではかつての仲間からの呼びかけが復帰への強力なきっかけになる。
改めて見直してみると、操作に関しては個人的にこだわりがあるので妙に細かい項目があるなぁ。
私が書いた内容そのものではなくて違う形であったものも入れると、現在ある程度実現されたといえる項目は1、2、8、12である。これだけでもかなり快適だ。引き続きこの調子で改良していただきたい。

一般に、プレイヤーの声が運営・開発に届かない、届いても無視されているとプレイヤーが感じるゲームはその内見限られる。本来まめな性格のプレイヤーでもそのゲームを見放して惰性でプレイしているだけになったら、不具合報告すらしてもらえなくなっても仕方ない。
C9フライデー放送の中で中川プロデューサーが言っていたことだが、アンケートの要望欄へ私のように制限字数いっぱいまで書き込んだ人が結構いたらしい。C9は愛されているわ。