2012年2月12日日曜日

迷惑メール根絶を目指す

迷惑メールを目にせずに済ませる対処法として普段実行していることを記しておこう。
根絶とまでいかなくとも激減させることは可能だ。
大きく分ければ迷惑メールの入と出を絞ることになる。

・2つ以上のメールアドレスを使い分ける
プロバイダと契約した時にもらうメールアドレスは使わないことを勧める。一切使っていなくとも、プロバイダによるメールアドレスの付与法則を見抜かれていつかは迷惑メールが届くことすらあるのだが。恐るべき業者の執念。
プロバイダ契約内で別のメールアドレスを設定できることが多いが、メールを受け取るBOXが別にならなければ効果が薄い。

2つ目を仕事などで常用するもの、3つ目をいつ捨ててもよいものとして用意しておきたい。3つ目は懸賞の応募やアンケートなどに使うのだ。懸賞の応募には広告メールを承諾する条件になっているものがあるし、胡散臭い業者はメールアドレスを外部に売っぱらうことがあるので、実際に迷惑メールが増えてきたら3つ目のメールアドレス自体を永久に捨ててしまう。

2つ目以降を用意するならメールソフトを使わずともブラウザで使えるWebメールが便利と感じた。


・除外フィルターをかける
セキュリティソフトにこの機能が付いていたり、契約プロバイダが用意してくれていることもある。
しかし、除外フィルターは気休め程度にしかならないことが多い。なぜなら、除外された多数の迷惑メールに大事なメールがまぎれていないかを結局チェックするはめになるからだ。
いつ届くのか分からない懸賞の当選メールをチェックしながら待つのは結構きつい。自分が懸賞サイト側なら当選通知を知らせるメールアドレスを懸賞応募時に知らせておくがなぁ。


・犯罪者、業者にメールアドレスの存在を知らせない
むやみやたらに他人にメールアドレスを知らせないことだ。
実生活で害意ある犯罪者はそうそう身の回りにいないものだが、インターネットでは犯罪者と隣り合っていると認識して欲しい。懸賞サイトがメールアドレスを外部に流す場合に触れたが、その他にネット通販で通販サイトが第三者である広告主へ購入者の情報を流したりといったとんでもない事件もあった。この通販サイト会社、誰でも知ってるレベルの大企業・・・。
特に、個人情報保護法ができる前はやった者勝ち、何でもありの世界になっていた。
最近ではSONYの個人情報流出事件が記憶に新しい。一流企業だからといって安心というわけではなく、犯罪被害に遭って情報が漏れてしまうことがあるのだ。

インターネット普及初期にホームページを開設していたことがあって、当時何の知識も無いに等しかった私はプロバイダから契約時にもらったメールアドレスを連絡先として掲載していた。今から思えばなんという迂闊!
ちょこっと知識が増えてきて、@マークを全角にしてみたり、あっとまーくとひらがなにしてみたりしたが、そのようなささやかな工夫は全自動でインターネット中からメールアドレスを収集するロボットプログラム(BOT)にことごとく打ち破られていたことを後日知り赤面した次第だ。
ここで掲載していたメールアドレスは迷惑メールがたくさん届く「不良」メールアドレスとして立派に成長してしまった。それでも今も使っているのだ・・・。

このブログを契約した後にも1つ驚いた。最初の挨拶を新規投稿してブログを見てみると、もうブログ右肩に「契約時の」メールアドレスが連絡先として掲載されていたのだ。慌ててメールアドレスを掲載してよいものへと変更した。
私はGoogleグループを気に入っているのでブログ開設先として選んだのだが、Googleは情報公開を信条としているので時折このようなことが起こるのかもしれない。



迷惑メールは鬱陶しい。
できることなら1通たりとも受け取りたくない。
・迷惑メール送信の違法認定と厳罰化
は個人でできることではないが、是非世界中の国にお願いしたい。迷惑メールは外国のサーバーから送られてくることが多く、日本国内だけで処理できない。

先に断っておくと、私は死刑制度肯定派である。それもかなりの。
日本に迷惑メールを取り締まる法律が施行されていても実際に取り締まられているのかどうか知らないが、個人的には量刑の上限は死刑でもよいとさえ思っている。余談だが、詐欺罪も同様に考えている。
無数の人に少しずつ害を与える罪も億、10億単位で積算すれば、人間一人の生命を奪う殺人罪の法益侵害と同程度にまで達することもありうると考えるからだ。世の中の人が迷惑メールに大事なメールが混じっていないかチェックする時間は早ければ数秒、どうかすると数分に及ぶだろう。全てをのべ時間で積算すればとんでもない時間を無駄に消耗させているのだ。それこそ、人間一人の寿命以上の時間を。これって被害に遭っているのが一人の人間だと仮定すればその人間が殺されているのと同じことじゃないか?
迷惑メール送信者や詐欺師には更生して社会復帰してもらわなくても一向に構わないしな。