2016年6月13日月曜日

PC自作 2016年版 パーツ検討

年内に自作できるかどうかは不明だから気が早いけど、自作PCを次組むならこれっていうパーツを検討しておこう。AMD魂炸裂のゲーム用途PCだ。

CPU: AMD Zenマイクロアーキテクチャベース次世代CPU Summit Ridge
 年内に手に入るかどうか微妙だわ。販売戦略の観点からギリギリ年末までには日本市場に出回ると予想してたんだが。

M/B: AM4規格
 欲しいPCケースがあればだがATXじゃなくてM-ATXにするかもしれない。

CPUクーラー: 簡易水冷
 一例だが完成度の高いポンプレス簡易水冷なるものが10月に発売されるらしくて興味ある。ポンプのある一般の水冷よりも高くなりそう。
 【COMPUTEX】完成度ナンバーワン。発売決定のポンプレス水冷「Pumpless AIO(仮)」がRAIJINTEKブースに登場
 http://www.gdm.or.jp/crew/2016/0603/164874

メモリ: DDR4 2400か2666で8GB x2枚 計16GB
 ヒートシンクがあってもよいが、高さは基盤並の物にしたい。
 DDR4はレイテンシ値がDDR3に比べて大きいんやな。

ビデオカード: AMD Radeon RX480以上のグレード
 これだけリファレンスモデルでもいいから先に買って試したたかったのだが、接続端子構成でDPを減らしてHDMIを増やし、DVIも付けたメーカー独自モデルが出てくるのを待つことにした。Zenが出る頃までには490?等の色々なグレードが出てるだろう。
 RX480ならビデオメモリが4GBの方でなく、8GBのを買いたい。
 【追記】→購入済みMSI RX 480 GAMING X 8G レビュー

ストレージ: SSD OCZ製ARC 100 240GB
 東芝製MLC NANDの手持ち未使用新品を使う。
 2015年10月、Goodwill店頭にて税込10,238円で購入
 保証の案内シール見たら今話題のアスク扱いだったw

電源: 500~700W 80GOLD以上
 できたらセミプラグイン方式にしたい。
 後日の2枚挿しCrossFireを考慮するか否かで変わる。1枚なら500か550Wだ。

ケース: (未定)
 欲しいケースが無かったら手持ちのを使う。今使ってるケースに水冷クーラーの240mmラジエーターが取り付けられるから困らん。
 候補その1 Aerocool DS 230 http://www.gdm.or.jp/review/2016/0822/171856

OS: Windows 10
 手持ちのを使うか新規購入するかは未定。

2016年6月9日木曜日

NVIDIA社の奇妙な次世代ビデオカード販売戦略

前回の記事AMDの今年発売される次世代CPUとビデオカードで触れたようにAMD社は次世代ビデオカードの値付けを大幅に引き下げてきた。対するNVIDIA社は高い値付けままなだけで動きが無かったわけではなく、実は奇妙な動きがあった。順を追って説明していこう。

Pascalって結局なに? Founders Editionって何が違うの? 「GeForce GTX 1080」の疑問アレコレにNVIDIAが答えた
http://www.4gamer.net/games/251/G025177/20160518113/
Founders Editionは,レビュー記事でも指摘した「部材周りの最適化による低インピーダンス化と,それに伴うオーバークロック耐性の強化」以外にも,静音動作――テスト結果は必ずしもそうではなかったが――や,ポリゴンの三角形をちりばめたような外装もFounders Edition個有の要素で,「とてもクール」とStam氏は述べていた。
この「Founders Edition」とはNVIDIA社が次世代ビデオカードに関して唱える新しい用語である。最初耳にした時、Founders Editionは以前から使われているリファレンスモデルという用語の単なる言い換えだろうと俺は思っていたがこれは誤りであった。どうやらFounders Editionとはリファレンスモデルよりも(実際にそうであるかどうかは別として)やや性能が良いビデオカードを意味するようだ。

[COMPUTEX]「599ドルのGTX 1080」「379ドルのGTX 1070」は本当に発売されるのか? Pascal世代のGeForce,価格設定の謎に迫る
http://www.4gamer.net/games/251/G025177/20160603119/
国内販売の始まったGTX 1080の「Founders Edition」は,NVIDIAによる北米市場におけるGTX 1080搭載カードの想定売価である599ドルより100ドル高い699ドル(いずれも税別)で,しかも国内価格はなんだかんだでざっくり10万円くらいからのスタートとなった。
GTX 1070にしても,北米市場における搭載カードのメーカー想定売価は379ドルながら,Founders Editionは同449ドル(いずれも税別)であり,このままでは相応に高い金額での流通開始となる可能性が高い。
各モデルの想定売価とFounders Editionの価格差は「やや性能が良い」こととなった部分の費用増加と、次世代発売直後のご祝儀が合わさったものなのだろう。
さて、冒頭で述べた「奇妙な動き」は以下の部分。
では,各社オリジナル設計を採用するカードというのは,果たしてどの価格帯に入るのか。  この点について聞いてみると,非常に面白いことが分かった。というのも,面白いように,「トップエンドでFounders Editionと同程度か,それより安価になる」と口を揃えていたのである。
 情報源を守るため「具体的に誰に聞いたか」を書くことはできないのだが,話を聞いたグラフィックスカード関係者のうち,数人からは,「Founders Editionの価格を超えないよう,NVIDIAが強くお願いをして回っている」という話を異口同音に聞くことができた。
各社の独自モデルはより優れた部品を使用し、冷却やオーバークロック、静音面に改良を加え、通常はリファレンスモデルを超える性能を有する。
ところが、おそらく性能で独自モデルよりも劣るはずのFounders Editionの価格がトップエンドモデルの価格上限であるという。つまり、性能と価格が比例していないという事態が発生することになる。性能が良いものほど価格が高いというごく当たり前の世間の常識から外れるわけだ。
従来のリファレンスモデルだけでこんなことをやらかしたらおそらく消費者に叩かれるだろうからFounders Editionなるものを用意したのであろうか?
こんなお願いをして回っても元々ぼったくっている値付けなので実行してもらう余地が各メーカーにあるわけだが、独自モデルよりも僅かな期間だけ早く手に入れられるという利点があるからといって、Founders Editionを買う消費者にここまでの金銭的負担を求めてよいのであろうか?今回の事態を知らずに10万円前後するものを買ったら俺なら憤慨ものだわ。
何とも奇妙なNVIDIAの価格統制戦略である。そういや、旧世代製品の値下がりも極めて遅かったなぁ。寡占市場の製品を買う時は注意深くありたい。


最後に、他にも興味深い記事があったので紹介しておこう。
[COMPUTEX]「GeForce GTX 1080」のプロダクトマネージャーに,発表直後の「Radeon RX480」についてアレコレ聞いてみた
http://www.4gamer.net/games/251/G025177/20160602105/
筆者としては,両社の喧嘩に対して,「火に油を注ぐ」ことに義務感を感じている。
はっは。雪原の比較画像騒動も面白いぜ。

2016年6月5日日曜日

AMDの今年発売される次世代CPUとビデオカード

AMDファンの俺にとって今年は非常に楽しみな年である。なんせAMDが数年ぶりに「ハイパフォーマンスCPU市場に復帰」してくるのだ。それだけに止まらず、ビデオカードまで新世代に!
パーツが一揃い市場に出回ったら新規に1台PCを自作する予定でいる。
ってことで台湾で開催されているCOMPUTEX TAIPEIのニュースも楽しみだ。

[COMPUTEX]西川善司の3DGE:テーマは「Polaris」と「Bristol Ridge」そして「Summit Ridge」。AMDのプレスカンファレンスを総括する
http://www.4gamer.net/games/329/G032949/20160602070/
開発コードネーム「Polaris」(ポラリス)と呼ばれてきた新世代GPU「Radeon RX480」を北米市場における想定売価199ドル(税別)で6月29日に発売すること
おうっ もう今月発売かよ!
CPUに先立って新世代ビデオカードが投入されるのだが、注目するのはその価格。高性能ビデオカードの位置付けである下2桁80モデルを199ドルにするとは大胆な販売戦略で驚いた。何年も高止まりしていた高性能ビデオカードの値付けをここで一気に下げてきたわけだ。
対するライバルNVIDIA社のGeForce GTX 1080は既に日本市場で流通を始めているが、圧倒的な高性能とはいっても10万円前後もする。こちらは高止まりがさらに値上げ方向となった。値段お構いなしの極一部のマニア層以外にはやはりこの値段が普及を阻害するよなぁ。
この極端に異なる2社の販売戦略の行末が非常に興味深い。

AMDがカンファレンスで薦めたCrossFire(ビデオカードの2枚挿し)はゲームによっちゃうまく機能しないことがあるからそこんとこは注意したい。それどころか1枚だけの時より具合が悪くなることまであるのよね。
DP端子は少なくていいから、その代わりにHDMI端子を増やして欲しいわ。DPx3 HDMIx1でなく、DPx1 HDMIx2 DVIx1の独自モデルがありますように。
ビデオメモリはVR、MOD山盛りのSkyrimの再プレイに備えてマシマシでいくか。

「Zen」マイクロアーキテクチャベースとなる次世代CPU「Summit Ridge」(サミットリッジ)のパッケージとスペック概要
早ければ数か月以内にOEMとなるPCメーカー向けの出荷を開始する
伊勢志摩サミット記念CPU「禅」。
自作PCパーツとして入手できるのはこの表現から予想すると12月の冬のボーナス商戦に間に合うかどうかってところだな。消費税増税も延期になったから購入時期を急がなくてもよくなったのは助かる。


AM4規格になるから新しいマザーボードが必要だ。
メモリもDDR4規格になるから今安いことだし2枚組みで計16GB。
CPU水冷クーラー、80 GOLD以上の電源辺りは欲しいところ。
SSDは新品MLC240GBが1枚部屋に転がってるからそれ使うか。
液晶モニター、キーボード、マウスも予備があるから困らんな。
残るPCケースはじっくり要検討ってことか。
パーツ選定は楽しいのぅ!堪んない。

・・・あっOS・・・W○n10新規購入!?・・・7が最後のグレードだったらいいのに・・・うっ頭が・・・とうとう消費者問題として国会議員にまで目をつけられた半強制アップグレードのM社爆ぜろッ!
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/190/meisai/m190134.htm
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160608-00000001-maiall-pol