それも一切の宗教がらみの行為を嫌っているのではなく、クリスマスにはケーキ屋とおもちゃ製造業界によって捏造された日本式クリスマスを楽しみ、大晦日にはお寺で除夜の鐘を聴き、その足で神社へ初参りに行くのに何の抵抗もない節操の無さだ。
キリスト教に、仏教に、神道。
信じてもいない、しかもそれぞれ異なる宗教のイベントにわずか一週間で3つも参加する国は世界広しといえども日本ぐらいのものではないだろうか。
私は絵画や音楽などで宗教をテーマにした芸術も好きな方だ。力こぶ一つない細っい腕なのに魔神だなんていう興福寺の阿修羅像とかシビレる。
無神論者と言ったが、陽光の暖かさや爽やかな風に触れたり、山頂から遥か遠くまで景色を見渡したり、海で波が打ち寄せるのを眺めたりした時は自然に対する畏敬の念のようなものを感じることがあるから、これは一種の自然崇拝なのかもしれない。
自分の信者かどうかなんてことにこだわるせこい神様なんざ要らん。
前振りが長くなった。
ここで宗教に対する私のテスト方法を述べておこう。
- 信者でない者への勧誘がしつこい
- 信者からお金を集めることに熱心
そういや、宗教法人の非課税取扱いもそろそろ見直す時期だろう。
付加的にもう1つ、
- 宗教からの離脱を妨害する
聖☆おにいさんって漫画が面白いんだが、これに世界三大宗教の一つといわれるあの宗教がほとんど出てこないよな。作者も万一の暗殺とか警戒してるんだろうか。