2012年6月24日日曜日

yahooが広告料を不当に受け取っているかもしれない問題

インターネット関連業者が広告料を過大に受け取っていては大問題なので記事にした。

以下はyahooメールの利用画面の画像。
先ず、ブラウザがInternet Explorer 8で広告表示が正常な場合。
yahooメールの利用画面の一部、右側の画像だ。
画面右上には私のメールアドレスが載っているので避けるため、そこより下を切り取った画像になっている。

次に、ブラウザがGoogle Chromeで広告表示がまずい場合。
Google Chromeのバージョンは最新である。
モニタの解像度は1280 x 1024。
画面縦をめいっぱい表示するためにウィンドウズツールバーを画面横に置いてから、画面一番下まで切り取ったもの。
要は画面縦を最大に表示しても広告がこの位置までしか表示されていないのだ。
窓を縦方向に狭くするとそれにつれて広告が表示される縦幅も当然狭くなっていき、元々一部しか表示されていないのですぐに画面下に消えてしまう。
通常、広告主は窓のどの位置に表示される広告であるかを踏まえて広告の契約をするものだ。
とすると、ユーザーが画面をスクロールしてまで見る可能性の少ない位置に表示されてしまった広告に対して、広告主がyahooに広告料を支払っていることになる。
なお、横幅も最大にしてある状態なのだが、横幅を変えても広告表示の不具合に変化は無い。

今やブラウザ使用においてGoogle Chromeの占める割合の大きさは改めてお断りするまでもない。
こんなことになっている原因は極単純なものであり、なおそうと思えば直ぐになおせるレベルの不具合のはず。
以前はブラウザにGoogle Chromeを使っていても正常に広告が表示されていたと記憶しているが、この表示の不具合が起きてからもう何ヶ月も経つ。
ということは、yahooの担当者がこの問題が生じていることを把握していないわけだ。


この記事を書いた実験的な狙いは以下の2つ。
1. この記事内容が実際に問題になるか否か。
2. 問題になったとしたら、yahooの担当者に伝わって最終的にこっそり不具合が修正されるか否か。


インターネット関連業者の公式サイトには、「お問い合わせ」がサイトトップ画面から容易にたどりつける位置に表示されていないことがほとんどだ。簡単に出来ないようにするためなのだろうか。
これは胡散臭い業者だけでなく、Googleやyahooのような名前の知れた業者でも変わらない。
苦情や迷惑行為が減る代わりに、致命的な不具合を引き起こしていても情報を提供してもらえないかもしれない。
前者のメリットを選択しているんだろうなぁ。
yahooの場合、yahooメールの利用画面右下に「お問い合わせ」があって、「よくある質問」ページに飛ばされるがそこの左下から個別問い合わせが可能になっているだけましだ。
ただし、いただいたご意見・ご要望について、Yahoo! JAPANから個別に返答することはありません。また、いただいたご意見はサービス運営の参考とさせていただきますが、ご意見に添った対応をお約束するものではございません。以上をふまえたうえで、ご意見・ご要望をお寄せください。
そこにはお決まりの文句が記載されている。これだと御礼の一言を返信することすら否定しているわけだ。礼儀知らずなのはいかんわな。

そういや、胡散臭い業者でメールアドレスが1つ載っているだけというところもあったがね。
参考記事やっとLODA.JPサービス終了


【追記】
ブラウザがFireFoxの場合も同じ不具合が発生する。