2012年4月3日火曜日

Skyrimのメモ書き 初期編

Skyrimを遊び始めてみて注意せねばと思ったことをメモ書きしておく。最初だからとあまり情報を入れないで遊んでいると引っかかりやすいものを特に。
ゲームに慣れてきた頃の注意書きはSkyrimのメモ書き 中期編を参照。

地域名が分かりづらい
都市の名前はMAPに表示されていて問題ないのだが、クエストの会話などで何の説明もなく聞いたことがない地域名が使われていて、えっ?どこの話か? と思ったことがしばしばあった。
以下に地域名 - その地域にある代表都市の名前で並べてみる。例えると県と県庁所在地みたいな関係かね。
分かりにくい地名を赤色太字で表記した。英語名はUESPWikiに従った。
  • イーストマーチ(Eastmarch)  - ウィンドヘルム(Windhelm)
  • ウィンターホールド(Winterhold) - 同左
  • ハイヤルマーチ(Hiaalmarch) - モーサル(Morthal)
  • ハーフィンガル(Haafingar)   - ソリチュード(Solitude)・・・首都
  • ファルクリース(Falkreath Hold) - ファルクリース(Falkreath)
  • ペイル(The Pale)         - ドーンスター(Dawnstar)
  • ホワイトラン(Whiterun Hold)  - ホワイトラン(Whiterun)
  • リーチ(The Reach)        - マルカルス(Markarth)
  • リフト(The Rift)           - リフテン(Riften)
  余談だが、ここにパッケージ版に同梱されていたおまけのMAP上の表記について見つけた違いを挙げておく。
  • ペイルではなくWhite Shoreと表記されているが、ゲーム中ではペイルが使われている。
  • Hiaalmarchではなく、Hialmarchと表記されていてaが1つ少ない。
  • The Riftではなく、単にRiftと表記されている。
ちなみに、このMAPはホワイトランの魔術師ファレンガーのいる部屋、机の横に見た目が同じものが大きく貼り出されているが、上に挙げた3つの相違点は変更されている。同梱MAPの製作依頼をしてからゲーム内設定の変更があったのかもね。


家が持てるのは主要5都市だけ
主要5都市はウィンドヘルム、ソリチュード(首都)、ホワイトラン、マルカルス、リフテン。
知らずに家が持てない都市で探し回って無駄に疲れてしまった。都市によって家の値段が異なる。
以下の各都市の家のコメントについては最初は読まずにゲームを進めてもらって、購入したいのにできなくて困ったという時に読んでもらってもよい。自分も未だによく分からない部分があるくらいだしね。
  • ウィンドヘルムの家は内戦クエストを進めないと購入できない。ストームクローク側についた時は クエスト 「ニューグラド砦からの救出(Rescue from Fort Neugrad)」が完了するまで家購入の選択肢がNPCとの会話で出てこない。帝国側についた時は内戦クエストを最後までクリアしてストームクロークを打ち負かすまで購入できない。なお、 クエスト 「氷の上の血(Blood on the Ice)」が完了するまで家を飾ることができない。この「氷の上の血」クエストの進め方次第では家屋内に宝箱が出現しない不具合があるので注意。
  • ソリチュードの家は 執政から受ける クエスト「狼を呼びし者(The Man Who Cried Wolf)」とエリシフ首長から受ける「Elisif's Tribute」の2つをクリアすれば購入できるようになる。購入価格は25,000で一番高価。
  • ホワイトランの家はメインクエスト「ブリークフォール墓地(Bleak Falls Barrow)」をクリアすれば購入できるようになる。購入価格が5,000と一番安く、最初に手に入れることになるであろう。
  • マルカルスの家はクエスト「フォースウォーンの陰謀(The Forsworn Conspiracy)」、「誰も逃げられない(No One Escapes Cidhna Mine)」の2つをクリアすれば購入できるようになる。レベル20になるまでにこの2つのクエストをクリアしていた場合は家購入の会話の選択肢が出ないという話があるみたいだが、その場合はメインクエスト「終わりなき季節(Season Unending)」をクリアすればマルカルスの支配権が必ずストームクロークに譲渡されるので家が購入できるようになるそうだ。内戦クエストでの選択やクリアした時期でどのような影響があるのかは未確認。
  • リフテンの家はウジータ(Wujeeta、アルゴニアン♀でリフテン水産の近くにいる)から始まる一連のクエスト「Helping Hand」、「The Raid」、「Supply and Demand」3つをクリアし、さらにリフテンの街の住人を助けるクエストをいくつか(2つ?)クリアすれば購入できるようになる。あるいは、メインクエスト「終わりなき季節(Season Unending)」の停戦会議でリフテンの支配権を帝国軍へ譲渡させるといきなり購入できる(内戦クエストで帝国軍側についてリフテンの支配勢力を変えるのでもいいのかもしれない?)。この家は唯一都市の外から直接家に入れるので、後日吸血鬼になってしまってからも安心して使える。
【追記】
拡張パック「HEARTHFIRE」で家を持てる都市が増えた。


会話の選択をクリックし損ねやすい
選びたいのと違う選択肢がクリックされてしまうことがよくある。選択肢によってはゲームの進行に著しい違いをもたらすのでこれは困る。メインクエストの停戦会議なんて主人公の言うことは参考にする程度で聞き流されるのかと思いきや、主人公の言うままに決まっちゃって呆気にとられたしね。
防衛策としては選択肢にカーソルを当てなおして色が変わったのを確認してから慎重にクリックすることと、オートセーブを含めたこまめなセーブをするくらいか。


1回しか行われない小芝居がある
都市だけに限らず初めて入った場所でいきなり始まる小芝居がある。そのキャラクターでは一度きりしか行われないものがいくつもあるので、うっかり気が付かずに違う方向へ進んだり、関係のないNPCに話しかけられて邪魔された時などは見直しておいた方がよい。
ファストトラベル時にオートセーブする設定が役に立つ。


馬車やファストトラベルばかり利用していると見かけることが少なくなるイベントがある
街道などのフィールドでしか遭えないNPCが少しいる。また、ランダムイベントという区分のイベントがたくさんの種類用意されていて、その中で街道を移動してみないと見かけないものがいくつかある。
個人的にはホラ吹きのムアイクに会えるのが楽しみだ。こんな辺鄙なところでと思うようなところで会うこともある。会えたら「ムアイクの話はおしまい」とムアイクが言うまで会話するのがセオリー。


セーブデータファイル名に不具合が起きる
セーブデータファイル名冒頭のSaveの字が無くなる、最初と途中に空白が入り込んでしまう、また、ゲーム画面上でファイル名最初と途中に記載されたセーブ番号が異なってしまう。
日本語版クライアントではこのような不具合は起こらない。ゲームクライアントを英語版にして字幕・音声だけを日本語化してから発生したもの。
この不具合が起こった直前に私がやったことというと、ゲームを立ち上げずにマイドキュメントのセーブデータファイルを一部手動削除したこと、.bakの付いたセーブデータファイルを全て削除したこと、steamのクラウド機能を暫くONにした後OFFをしたくらいだ。あぁ、クライアントのアップデートも1回あった。
ファイル名の不具合を自力で訂正しても問題なくそのセーブデータファイルで遊べている。
不具合を起こさないためにはゲーム画面上でXキーを使って不要なセーブデータの削除をするのがよい。.bakファイルはそのままとなる。
クラウド側のデータをユーザーが抹消操作できない?というsteamの奇妙なクラウドのおせっかいもわずらわしいものがあった。もちろん、現在クラウド利用はOFF。バックアップは自力に限るわ。


タスクバーにあるアイコンをクリックしてもゲーム画面へすぐに復帰しない
フルスクリーンモードでゲームをしている場合、ゲーム画面を最小化した後に1クリックでゲーム画面に戻れない。
私の場合はタスクバー上のゲームのアイコンをクリックして出した黒い画面上で、
Alt+Tabを押す → 黒い画面上を1回左クリックする の手順でゲーム画面に戻っている。
が、たまに復帰に失敗して窓が閉じ、ゲームが即時終了してしまう。


SSDだと起動が早すぎてTIPSが読み切れない
待ち画面で右下に表示される文章はTIPS(いわゆる豆知識)だったり、背景設定を補足説明してくれるものだったりとちゃんと読んでおきたいものだが、HDD(ハードディスクドライブ)での起動を想定して作られているのでSSD(ソリッドステートドライブ)では起動が早すぎてゆっくり読んでいられない。長い文章だと最後まで読み切れなくて困る。
手頃な対策は思いつかない。ワンキー押すまで画面が切り替わらないようにするMODを待つか、CKツールで抜き出して読むかかねぇ。


街道脇にある積み石
街道脇に人為的に積み上げられた石があれば目印である。大抵そこから近くに洞窟や遺跡などが存在する。


よく分からない内はやたらと洞窟や遺跡などを探検しない
行動の自由度が高いことが長所であるゲームだが、自由に行動した結果の整合性が取れていない場合がよくある。洞窟や遺跡など敵がいるポイントはクエストで目的地になることが多く、該当クエストを受ける前にクリアしているとクエストが進行不可能になってしまう不具合がしばしば起こる。
クエストが進行不可能になったら諦めてしまう覚悟があるか、コンソールコマンドで対応しまうのならこの項目は気にしなくて良い。


拾えるからといって全てのアイテムを拾い集める必要はない
例えば、ノルド遺跡にあるリネンラップは雰囲気を盛り上げる飾りのアイテムみたいなもので、他に何か役に立つわけではない。あちこちで見かける紙のロールや、ドワーフ遺跡にある重い金属系アイテムも同様で、とあるクエストで使うことがある以外は原則不要なアイテム。
リネンラップや紙のロールは巻物の材料になりそうに思えて序盤拾い集めがちだが完全に無駄になってしまう。ちなみに、リネンラップってノルド死体をミイラ処理する時に使うものね。
一部のドワーフ遺跡にある重い金属系アイテムは、溶鉱炉で溶かしてインゴッドにしてドワーフ弓を作ることで鍛冶スキル上げに使えるものがあるのでその場合だけは役に立つ。それでも、かなり重いので通常の探検時に拾い集めるのはかなり邪魔になる。
重量制限が割りと厳しいこのゲームでは比較的高価なアイテムを拾って換金する程度で進めていくのが楽だ。


ゲームに慣れてきた頃の注意書きはSkyrimのメモ書き 中期編を参照。