入手の流れは以下の記事に執筆済み。
開封の儀
箱はもう一回り小さくできるな。
低温時にファンが停止している仕様であることを知らせる透明フィルムが用心深い。
両方のファン中央に変な擦り傷がある以外は製品に異常無し。
どういう経緯でこんな傷が付いたのか興味はあるが、性能に影響の無い傷なんで気にせずいこう。
MSI RX 480 GAMING X 8Gの仕様
https://www.msi.com/Graphics-card/Radeon-RX-480-GAMING-X-8G.html#hero-overview
コアブーストクロック 1316/1303MHz
DPx2 /HDMIx2 /DL-DVx1
サイズ 276 x140 x42mm
※強オーバークロックモデル
コアブーストクロックに応じてメモリークロックも8100/8000MHzで切り替え
ビデオカードを取り付けた自作PCのパーツ構成
メモリとモニター以外は4年半前にAMD BulldozerアーキテクチャーCPUが発売された時のPCパーツ。UEFIが主流になる少し前の時代さ。
CPU: AMD FX-8120 BOX 3.1GHz (boost 4.0GHz ON)
CPUクーラー: Cooler Master Hyper 212 EVO
M/B: GIGABYTE GA-990FXA-UD3 REV.1.0 (BIOS F5 購入時のまま)
メモリ: ADATA AX3U1866W8G10-DR [DDR3 1866MHz(PC3-14900) 16GB(8GBx2枚組)]
1600MHzで駆動
GPU: MSI RX 480 GAMING X 8G
コアブーストクロック1303MHz、メモリークロック8000MHzで駆動
ビデオドライバー radeon software crimson 16.9.1-sep7 Hotfix
SSD: A-DATA AS510S3-120GM-C
HDD: HGST HDT722516DLA380 (160GB 7200rpm)
光学ドライブ: LGエレクトロニクス GH24NS70WH (バルク)
電源: 玄人志向 KRPW-SS600W/85+
ケース: Corsair Carbide 300R (左側版を外した状態)
OS: Windows7 Professional 64bit SP1 (DSP, 6.1 ビルド7601)
モニター: AOC 12267FWH (フルHD1920x1080 HDMI接続)
取り付けの前後
ビデオカードを手に取ってみるとずっしりと重い。性能の良いヒートシンクやバックプレートで随分重くなっているのだろう。セミファンレスやしなぁ。
最重量級のビデオカードではないが、用心して補助電源近くの位置でカードを支える支柱なり何なりの保持の助けになる物を用意したい。
上から糸で吊す手法を試みたがあまり上手い具合にならなかった。
Display Driver Uninstaller(略称DDU)で古いドライバーを除去しただけのポン付けで通電してみたら無事動いた。取り付け時のビデオドライバーはWindowsが勝手に入れてくるWindows標準ビデオドライバーだったが表示に問題なし。カード横のMSIロゴとマークのLEDが点灯していて動作しているのが分かり易くていい。
その後、ドライバーを最新のradeon software crimson 16.9.1-sep7 Hotfixに更新してみたところこれも異常無し。3日間使って様子を見ていただけだが安定性も合格。
某匿名掲示板で画面ブラックアウトやクロック最大値への張り付きなどの不具合が多数報告されていたが自分の環境では何も問題は起こらなかった。少し古いバージョンのドライバーでの不具合報告であったけれども、最新ドライバーでも一応警戒していたので拍子抜け。
特段困ったことは無いし、急ぎこうしたいああしたいってこともないので付属のCDはまだ触っていない。将来的にとりあえずやりたいことと言えば、電圧下げによる省電力化だな。リファレンス程度までクロック値を下げたい。
ASIC Qualityは76.5%。
自分より上の値のユーザーが全体の6割程度と、平均を下回っていたのでちょっとがっかり。
しかし、選別チップを謳っているGIGABYTE製独自ファンモデルのRX480でASIC72.5%(自分より上の値のユーザーが全体の8割程度)であった画像付きの情報を見かけたので、ASIC値はあまり気にするほどのものではないのかもしれない。
室温26℃でアイドル時のカードの温度は、PCを再起動する度に毎回観察してみると38℃~41℃と微妙に異なるが40℃前後で落ち着く。裏でちょっと何かのプログラムが自動で動き始めると50℃程度まで上がっていく。
ちなみに、ファン動作開始は60℃からなのでアイドル時にはファンが停止している。
ベンチマーク 3DMark Fire Strike標準モードの結果
バージョンはv2-1-2973。モニター解像度はフルHD(1920x1080)。
Score 7584
Graphics score 13085 (test1 62.55FPS, test2 52.18FPS)
Physics score 5751 (test 18.26FPS)
Combined score 2064 (test 9.60FPS)
4GamerのRX480とRX470のレビュー2つで、RX480のスコアは10500前後になっていたから、それに比べると自分のスコアは随分低いが使用CPUの差が大きいと思われる。4Gamerの使用したCPUはIntel Core i7-6700K。それと、メモリも4Gamerが使用したのはDDR4 2133MHz駆動のだしね。
それにしても差がでかいな。う~むw 使用CPUは人によって異なるのが普通なんだから、できるだけビデオカード部分だけの比較をするためにテスト結果の詳細、特にGraphics scoreの項目を掲載して欲しいわ。早くAM4プラットホームのCPU Zenで試したいぜ。
【追記】この記事を執筆後、他者のレビューを見て回ってたらGraphics scoreが13300超の結果になっているのを見かけた。コアブーストクロックを高い方の1316MHzにしていい結果が出るとそれくらいになるのかもなぁ。何にしても自分の環境でも正常に動作している他の人と近い数字が出ていたのが確認できて良かったわ。
テストの結果が異常でないことを確認するために3回テストしてみた内で、画像は一番スコアが良かった2回目のもの。残り2回のスコアは1回目が7556、3回目が7553。
このスコア7584時のビデオカードの温度はOpen Hardware Monitor読みで最大72℃、ファン回転最大39%(1543RPM)であった。室温は26℃。
別のスコア7556時では最大温度71℃、ファン回転最大27%(1226RPM)であったので、70℃を越えた辺りからファンの本気を見ることができるっぽいな。
試しにベンチの始めから終わりまで、ビデオカード横20cm離れた位置から扇風機の強風を当ててみたら最大温度67℃、ファン回転最大21%(970RPM)に低下するのが観察できた。が、ベンチスコアにはほとんど影響しない。
ファンの動作音は1500RPM程度なら静かなもんだ。ベンチマーク程度の強めの負荷をかけてもコイル鳴きは起きないし、ここまで触ってみて初期不良箇所はどこにも無しと判断した。海外通販だったからホッと安堵。
Fluid Motion
PowerDVDを使う気がないのでWindows 10にしないとFluid Motionが試せないのだが、この自作PCは一度10にしたのをすぐ7に戻した経緯があるので、当面10にしたくない。Fluid Motionは後日の楽しみとしておこう。
艦これ某総統閣下提督に言わせれば「おっぱいぷるんッぷるんッ」となるのだろう・・・ゴホン、失礼した。
VR
興味があるので後日触っていく予定。スケジュールと予算の都合上来年になりそうだが。
参考サイト
MSI RX 480 Gaming X 8 GB Review | techPowerUp
https://www.techpowerup.com/reviews/MSI/RX_480_Gaming_X/
ここのビデオカードのレビュー担当者はなかなか凄い実力だし、駄目だと評価したものははっきり駄目と書いてくれる。そんなサイトでこの製品は10点満点中9.4点を獲得し、かなり高い評価を得ている。
検索語 review benchmark
【追記】2016年9月29日19:20前後に日本Amazonで税込み29,266円へ劇的に値下がりし、一時的ではあるかもしれないが諸経費を含めて考えると米尼の価格($279.99)とほぼ同じになったと言えそう。(中間?)決算セール的な意味合いだろうか?
日本正規代理店取り扱い品であるが変なコード「VD6126」 表示があり、以前から同じ商品が複数登録されていることもあって何やら水面下のきな臭い動きを感じる。w
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