2016年1月10日日曜日

ゲームの2016年におけるガチャ関連問題

最初に一番大事なことを宣言しておこう。俺はガチャが大嫌いで反対です。
ガチャで課金させるゲームはプレイヤーを侮っていると原則みなしています。
(過去にガチャについて書いた記事違法ガチャの顛末も見てみて下さい。)

ゲームのガチャは2016年現在、相変わらず日本で撤廃されていない。
ここで新年最初から4gamerに素晴らしい記事が掲載されたので紹介したい。

【山本一郎】グラブルの消費者問題に寄せて――スマホゲーム業界全体に漂う問題を軽くまとめてみる
http://www.4gamer.net/games/238/G023885/20160108049/

記事の概要は、
・Cygames(サイゲームス)が開発・運営するソーシャルゲーム「グランブルーファンタジー」(以下、グラブルという)でガチャにからんで事件が起こった。
・景品表示法の優良誤認の疑いがある事案ではサービスを停止して課金アイテムを配布すれば問題解決するものではない。
・今回のグラブル事件は広告の虚偽・誇大広告に近く、さらにはおとり広告に該当する可能性のある事案である。
・さらに、今回のグラブル事件は刑法上の詐欺罪に該当する可能性がある。
・ゲームの一般的なサービス終了について
・動きがほぼ見られないゲーム業界団体、自浄作用の働かないゲーム運営会社、専門知識のない公正取引委員会について
と言ったところ。
法律面もなかなかよく調べてあって、一般人がゲームについて考えるには十分な内容だ。


俺からも1点指摘しておこう。
スマフォのゲームにする課金が通信料金と一緒に引き落とせてしまうことが大問題であるということだ。
昔ダイヤルQ2で起きたことが現在ゲームで起きている。日本社会は何も学んでいなかった。
安易に課金できてしまい歯止めの効かない消費者が無視できない割合で世の中に存在する。そして、容易く異常に過大にゲーム会社を儲けさせてしまうのだ。
ガチャと似たものとして引き合いに出されるパチンコを含めた賭博を未成年者にやらせるだろうか?否である。
なぜゲームのガチャでは許されているのか?単に規制が遅れているに過ぎない。

なぜゲームでガチャが存在するのか。定額販売よりも安易に儲かるからだ。
こんなのにカモにされているなんて馬鹿馬鹿しい。

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