Dark Age of Camelot(略称DAoC)と言えば俺がオンラインゲームのファンとなる礎になった作品だ。
礎となった作品は3つあり、1つ目がUltima Online、2つ目がEver Quest、最後がこのDAoC。人生が迷走していった原因の一端でもある。(冷や汗)
それほど画期的で面白かった。
この話題は語り出すと夜が明けるのでこの辺で止めとこう。
4Gamerの記事より。
「Dark Age of Camelot」の元デベロッパが3勢力間RvRをテーマとした新作MMORPG「Camelot Unchained(仮名)」を発表。海外では「DAoC2では?」と話題に
http://www.4gamer.net/games/207/G020730/20130307052/
公式サイトはこちら。
http://www.cf-publishing.com/camelotunchained/jp/
ムービーは是非見て欲しい。第3勢力を紹介する時に注目だ。
Unchainedって言葉には縛られないっていうようなニュアンスがあると思えるから、DAoCの魂は受け継ぎつつ、システムは旧作に囚われずに大幅に改変してくるんだろう。
以前にも語ったことがあるが、3勢力のプレイヤーで争うゲームが2勢力で争うのに比べて何が優れているかと言うと、ある1勢力に人気が集まるなどして人口が突出した場合に残りの2勢力が協力して突出した1勢力を叩けることだ。運営に弱者救済システム的な支援をしてもらわずとも、プレイヤー間の暗黙のやり取りで、つまり運営の介入無しで人口バランスが調整できうるということには大変な意義がある。
さて、ここで3勢力と聞いたら勿論思い浮かぶ開発中のゲームがある。
そう、
The Elder Scrolls Onlineだ。(紹介記事はタグ
ESO)
こちらはMythic Entertainment(DAoCを作った会社)の元開発者Matt Firor氏が率いるZenimax Online Studiosが開発している。
他方、Camelot Unchained(仮名)はMythic Entertainmentの創立者でもあるMark Jacobs氏が2011年に設立したCity State Entertainmentが開発資金を募集し始めるところである。
Mark Jacobs氏にしてみれば俺達の代表作DAoCの魂がElder Scrollsの名を冠した他所のゲームに持っていかれてしまう、ここは俺達もDAoCの魂を受け継いだ新作を作るしかない!と奮起したのであろうか。
だとしたら熱い・・・。
何にしてもどこかの弁当屋チェーンのように本家だ元祖だと争わず、弁当屋で言うところの味、つまりゲームの出来で勝負に出ようとしているのは見事。
Skyrimの成功で資金が潤沢であろうZenimaxのThe Elder Scrolls Onlineとは異なり、Kickstarterで開発資金を募集しようとしているCamelot Unchained(仮名)の方を肩入れしたくなるのは俺の悪い癖だろうか。
完成するとしても来年か再来年だろうが、また楽しみな新作が1つ生まれるかもしれない。期待していよう。
そういえば、新生FF14のプロデューサーもDAoCの大ファンだったと言っていたな。
当時俺が運営していた攻略サイトをたぶん見てくれたことがあるんじゃないかと思う。
もし、一緒に酒を飲む機会があれば旨い酒が飲めそうな気がする。