2015年1月13日火曜日

心肺蘇生の手順が激変していた

昨年秋頃の話で恐縮だが、久々に心肺蘇生の手順をインターネットで見ていたら魂消た。昔とは全く異なっていたのだ。昔の方法が誤りであるというわけではないのだが、最善ではなくなっている。

東京消防庁のHPより
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/kyuu-adv/life01-2.html
ここの改正前と改正後の違いがまとめられた表は特に熟読すべし。

1.まず気道確保、人工呼吸ではない
現在は気道確保せずに呼吸の確認、そして普段通りの呼吸がなければ胸骨圧迫を30回行う。
(人工呼吸よりも前に胸骨圧迫するように変更されている。)
その後、やっと気道確保してから人工呼吸を行う。
人工呼吸2回、胸骨圧迫30回を繰り返していく点は昔と同じ。
脳の無酸素状態を1秒でも早く解消したいところだが焦りは禁物だ。


2.AEDの小児用電極パッドは乳児にも使用できる
以前は小児用電極パッドであっても乳児に使用してはいけなかったが大変更。
また、小児用電極パッドを貼る対象は8歳未満までだったのが、6歳くらいまでと引き下げられている。


社会人として緊急の事態について常々備えておく必要がある、と俺は考える。
とはいえ、日頃からトレーニングを行い筋力・体力的にも有事に備えている俺はかなり変わっている部類だが、願わくば役に立つ機会がありませんように。

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